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時間を掛けて身に付けたもののすごさ

 つい先日、久しぶりに中国へ行ったら、どんどん中国語が出てくるよ
 うになり、反面、英語が出にくくなってくるのを感じて、英語よりも
 中国語の優位性を感じたのでした。

 しかし、日本に帰国して久しぶりにオンライン英会話をやってみると、
 英語がスラスラと出てくるので自分でもびっくりしてしまいました。

 2週間ほど中国語ばかりの生活だったので、英語がかなり出にくくな
 っているのではないかと心配していたからです。

 何が違うのか・・と考えてみると、環境と話す相手の違いだと気がつ
 きました。

 自分で切り換えようとしても、横に中国人がいて中国語を話したあと
 だと、切換えがとてもしにくかったのですが、目の前に英語を話す人
 がいると、サッと切り換えられる・・というより、自然に切り換わっ
 のでした。

 イメージとしては、自分が意識的に切り換えたというよりは、環境や
 相手が替わったことにより、自然にこちら側の言語スイッチが切り換
 えられたという印象です。

 短い期間に自分の頭や理性で理解し覚えたものは、おそらくそういう
 局面ではレベルが落ちると思うのですが、4年以上も英会話を繰り返
 すという、体験を通して身についたものは、なかなか簡単にレベルダ
 ウンするというものではないとわかったのでした。

 ということで、改めて「理解する、覚える」というレベルと、
 「使いこなす、身に付ける」というレベルの大きな差を感じ、繰り返
 しと実践の継続の重要さ を再認識したのでした。
 

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