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応用力を高める復習方法とは
ここ最近「復習方法」と「応用力」のことばかり考えています。
英文がスムーズ出てくるようにするためには、いつも復習をすること
が必要です。
それにはどのようなやり方をするのが良いのでしょうか?
英作文の手順
わたしが英語で、あることを言おうとするときには、次のような手順
で文をまとめていってます。
1)より適当と思える構文を瞬間的に選択
⇒構文の引き出しを眺めながら、どれを使おうかと考えるイメージ
ではありません。
言いたい内容を意識したときに、適当な構文がスッと頭の中に浮
かび上がってくるようなイメージです。
2)(肯定/否定/疑問などのルールを念頭に置きながら)
結論を先に述べる 「主語+動詞+(目的語)」
3)「どうやって」「どこで」「いつ」・・などの補足表現を追加
・
・
文が完成
スムーズに話せるということは、これら一連の作業が詰まることなく、
次々に出てくるということになります。
効率の良い復習方法
したがって復習をするには、この1~3項がスムーズに出てくるよう
な復習の仕方を考えれば良いことになります。
いろいろなやり方があるとは思いますが、最近わたしは効率と応用力
のことを考えて、次の4つのことを分けてやるようにしています。
1)音読
日常会話でよく出てくる話題や、必要と思われる基本文が載ってい
る、モデル文章をやっています。
⇒ 1分間スピーチ(&音読パッケージ)
2)頭出し練習
構文を素早く決める → 構文がフッと出てくるようになる
⇒ I would like to ~ / Can I ~ / When do you ~ ・・・
3)フレーズ復習
「~をどうする」という最小限の表現単位で復習、及び新しい表現
を追加学習
⇒ make a reservation / take the plane / finish my dinner ・・
4)補足表現復習
「~をどうする」のフレーズを修飾する、副詞句などの補足表現を
復習、新しい表現を追加学習
⇒ during summer holiday / before I call the man / in front of ~
要素に分けてやる理由
「音読」は頭を英語モードに切り替えるための訓練であり、口を滑ら
かにする練習ででもあります。
「頭出し練習」「フレーズ復習」「補足表現復習」の三つは、自分の
文を作る流れに沿って、各要素ごとに復習・強化していくことを目的
としたものです。
文単位でやらず、各要素単位で復習をする理由は、こちらのやり方の
方が、応用力を高められると考えているからです。
文単位で行った場合は、どうしても覚えた文をベースに考えて、作文
をしていきます。
しかし各要素単位で復習に取り組むと、文を作る時は瞬間的に各要素
の選択と組み合わせの力を高めることになります。
このわずかな考え方の違いが、結果として応用力に差が出てくるので
はないかとと思っています。
皆さんはどんな復習のやり方をしているのでしょうか ?
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