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子供の送り迎えは親の役目
アメリカでも子供が学校に通う交通手段はいろいろで、スクールバス
や公共バス、自転車、徒歩などさまざまですが、親が学校まで車で送
り迎えするケースがもっとも多いようです。
学校以外でも、ショッピングや映画を見に行くときなど、遊びの場合
でも子供を送り迎えするのが普通なのです。
理由はやはり治安の悪さですね。
そのため通学の送り迎えは、特別な場合を除いて親が自ら行わなくて
はならなくて、これが実はとても大変なのです。
みな同じような時間に子供を送って行くし、通勤時間とも重なる場合
が多いため、渋滞に巻き込まれてイライラさせられます。
また、迎えに行ったときは時間通りに帰ってこないことも多く、何度
も付近を巡回しながら待つことになります。
さらにこの作業は、子供がハイスクールになってもまだ続くのですか
ら、アメリカの親達は本当によくやっていると思います。
日本ならば仕事を持つ親にとってこれほど負担になることはありませ
んが、アメリカの場合は会社側の理解が大きいので、実現が可能とな
っているようです。
子供が運転免許を取れる年齢になるまでは送り迎えを続けるのが普通
で、その負担は本当にバカにならないんですよね!
(治安の悪いアメリカではなく、治安の良い日本に住んでいて良かっ
たなと、しみじみ思うことも多いです・・)
■アメリカ文化と習慣を知る
・ア06話:アメリカでの喫煙の習慣
・ア07話:女性の呼び方「Ms.(ミズ)」
・ア08話:握手の習慣と正しいやり方
・ア10話:アメリカでの飲酒について
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