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リスニング力をつけるにはどうやれば良いのか

英語学習を再開して15年。
始めた頃は、相手が一言(英文1行)言うと、
「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「どうした」
と日本語の語順で理解してから、初めてその文の内容を掴んで納得できるというようなレベルでした。

話し相手と素早く会話のキャッチボールをするというレベルからは、遠くかけ離れたような状態です。

今でこそ苦労せずに日常会話ができるようになったのですが、リスニングの部分で今までやったきたことを振り返ってみると、重要なポイントがいくつかありました。

何がリスニング力アップに効いたのか?

自分のやってきたことで一番先に頭に浮かぶことは、
東京SIM研究所のスーパーエルマーをやったことです。(詳細はお薦めの教材で紹介しています)

自分で高いお金を出して買った教材ですから、途中で止めるわけにいかず、とにかく続けました。

通常は6ヶ月で終了ですが、最長9ヶ月まで全課目を終了することができれば、修了証書をもらうことができ、そしてそれをハローワークに提出し申請すれば、数万円の還付金をもらえるということもあったからです。

毎朝ウォーキングの時に20分間以上歩きながら聴いて、夜は仕事で帰ってから30分間くらい聴きました。毎日です。

できるだけ早く終了したかったので。

今、考えなおすと、もちろんSIM英語で指導している英語の語順で理解するということは、非常に重要だったと思うのですが、もう一つあまり気づかないとても重要なことがありました。

 

SIM英語をやってわかったこと

それは
・とにかくいろいろな単語を覚えた
ということと、
四六時中、英語を聞いて(接触して)いた
ということです。

単語を覚えることは、リスニングや文の内容を理解するには当然重要なことですが、あとから考えると、この「英語に四六時中接触する」ということが、最も重要なことだったように思えるのです。

つまり、
・英語を○時間勉強すれば、英語が聞き取れるようになる・・
というものではなく、
英語を意識して英語環境の中に□ヶ月以上どっぷり身を置けば、耳が慣れてきて聞き取れるようになる
と感じるようになったからです。

もちろん、その英語環境に身を置くときの密度が重要なポイントの一つですが。

英語学習の環境

その環境というものは、
「机に向かって英語の勉強をする」というものだけを指すのではなく、
英語のニュースを聴く、音読をする、英語の音楽を聞く、英語の小説を読む、アメリカ映画を英語のままや字幕で見る・・など、すべてを含んだものです。

それら全てが「英語に接触している時間」だと思っています。
いかにその「英語に接触している時間」を伸ばすかが大事なポイントだということです!

するとただ勉強するというのではなく、多く長く続けるためには、「楽しいこと」、「興味のあること」を増やすことが一番の近道ということになります。

英語の勉強以外に、英語関連の楽しいことをやる時間を増やすということです。

わたしにとっては、興味のあるNHKの「英語ニュース」を聞くということと、ハリウッドの映画を英語字幕で見たり、英語音声で日本語字幕で見たりすることでした。

また、出張の移動中などには、英語の小説なども読みました。
フィリピンの友人達と連絡を取り、skypeで会話をするということもしました。

これら全ての 英語に接触している時間の積算値があるレベルを超えると、リスニング力は飛躍的に伸びる のだと感じています。

わたしの場合は、それがたまたまSIM英語をやったあとだったと、思っています。

以上のことが最良のやり方ではなくても、かなり効果的なアプローチの仕方なら、いかに身の回りの多くを英語環境に変えていくのか・・ということが、大事だということになりますね!

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