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ベトナムでの特訓

第7話:ベトナムでの英会話実践

ベトナムはわたしの英会話取り組み歴の中で、特に思い出深く記憶に残る場所です。

それは何かというと
やっと少しだけまともな英会話ができるようになったと初めて感じた場所
だからです。

vietnam2

まず結論から先に言いますと、

〈ベトナムへ行った頃〉
・頭で文を組み立てて終わってからそれを話すというレベル。
・典型的な翻訳人間で、文章を日本語で考え、翻訳し、終わったら話すというやり方。
・連続しての会話ができない。テンポ良く会話のキャッチボールができない。
という状態でした。

それが
〈3ヶ月半後〉
・連続して30分以上話せるようになった。
・あまり日本文を使わず、英文を少しずつつなげながら話せるやり方がわかってきた。
・友達とテンポ良く会話できることがものすごく楽しいと感じれるようになった。
からです。

もちろん英語苦手、コンプレックス人間が、曲がりなりにも生まれて初めて30分も英会話ができるようになったため、かなり気持ちが舞い上がって強い印象が残ったのかも知れません。

とにかく3ヶ月半の間ある勉強方法を継続したことで、自分の英会話力が大きく延びたのを感じました。

そして英会話ができるようになると積極的に人と話すことができ、友達も大勢作れるようになり、何よりも会話することが楽しいと感じれるようになりました。

第8話:ベトナムで実践した勉強方法

ベトナムで3ヶ月半の間英会話に取り組み、初めて少しだけまともな英会話ができるようになった訳ですが、今日はその時の勉強のやり方がについて書きたいと思います。

vietnam coffee shop

ズバリまとめてみますと次の通りです。

1)中学英語の基本中の基本文を毎朝起きたらすぐに音読。3回繰り返し。5分/回程度で。
・これは結構重要と感じています。まず自分の中に会話トライするときのベース
となる基本の文を作ることになり、これがないと応用編がトライできません。
(そのときの実際の文章を後日アップしたいと思います。(アップの仕方を勉強
してからです))

2)実践トライ
・週1~2回お酒を飲みながら会話練習(日本人スナックやクラブで)
・週1回日曜に家庭教師と勉強(日本人クラブ女性)
(主に文法と質疑応答、間違っている表現の修正、指導)

3)復習
・実践トライの時、言いたくて言えなかった表現について復習、文章作成
(単語や例文を調べ、自分で文章を作ってみる。そして次回再トライ)

この3点です。これを1週間サイクルで繰り返しました。

そしてこのやり方で良かったと思うのは、

1)楽しいから続く。
(若い女性に教えてもらうので楽しい。プライベートの席なので身構える部分なく気楽に話せる。また相手が欧米人でもないので更にリラックスしてできる)

2)口惜しいから復習する。
(言いたいことを言えなかったことが口惜しく、次には必ず通じさせようと思うので復習です。このように強い感情が伴っての勉強は、記憶にとてもよく残ります)

3)相手があるので臨機応変に話す訓練となる。
(何か質問をした場合、相手の返答に応じて更に自分が答える必要があります。
それが臨機応変に話をすることの良い訓練になります。許される時間内に必ず何かを答えなければならないからです)

の3点です。

これをみっちり3ヶ月半やったおかげで、自分も(少しだけ)英会話ができると言えるようになりました。そしてこのことが海外旅行のときや海外出張時に随分と役に立ちました。そちらについては追々と書いて行きたいと思います。

 

第9話:ベトナム家庭教師との勉強

前の記事で週1~2回、日本人スナックへ行きお酒を飲みながら横に来た女性と英会話の練習をしたと書きましたが、時々は文法などについても教えて欲しいとも思っていました。

それでその中の一人に
「できたら日曜日に家庭教師をしてもらえませんか?」
と聞いてみたら、すぐに
「いいわよ!」
と引き受けてもらうことができました。

その女性は大学を出たばかりで、途中台湾へ6ヶ月ほど留学しアメリカ人の講師より英話を学んだとのことで、まったくなまりが無くて発音が良かったからです。

そして費用ですが、通常ネイティブの家庭教師だと1時間10ドルくらいなのですが、彼女に
「1時間いくらで教えてもらえますか?」
と聞いてみると、

「3ドルでどうですか?」
というので、あまりにも安いので思わず

「それじゃあ5ドル出しますのでお願いします。」
と言ってしまいました。

ということで決定し、次の日曜から始めることになりました。

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日曜の朝9時にマンション付近の場所にバイクで迎えに来てもらい、他の同僚に見つからないようこっそりと後ろに乗せてもらって出発です。

マンションから十分離れた喫茶店の2階、もしくは3階のベランダの席へ行き、そこで彼女が持ってきた英語テキストのコピーを広げ、英語の勉強を行いました。

毎回甘い香りのするベトナムコーヒーを飲みながら約1時間文法の勉強をし、残り1時間を質疑応答やフリートーキングするという進め方で行いました。

終わったらローカルの食堂へ移動して一緒に食事をし、食べ終わったらまたバイクの後ろに乗せてもらい、マンションまで送り届けてもらって終了するというやり方でした。

9時~1時頃までの合計4時間を一緒にいるため、その間はまったく日本語を使わないということになります。これもとても良い訓練になったのではないかと思います。

ある時一緒にテーマパークに行きそこのボートに乗って英会話の勉強をしたとき、家庭教師をしてもらい始めたときには連続で5~6分くらいしか会話ができなかったのですが、そのときは楽に30分以上話せるようになっていたのに気づき、とてもうれしかったことを覚えています。

ただ英会話を机に座って勉強するというのではなく、話しをしたくなるような、また質問をしたくなるような相手がいて、更には体を動かし行動しながらいろいろな体験を重ねながら勉強をするということが、とても有効なのではないかと思います。

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