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シンプルに話すと英語は簡単になる

映画を見ていて気がついた人がいると思いますが、日常会話で使っている英文は、意外にシンプルだということと、また決まり文句が多いということ。

聞き取れないのは、むずかしい構造の文だからではなく、往々にして声が低くて話し方がクリアーでなかったり、単語の語尾と次の先頭の文字がリンクして、あたかも一つの発音のようになっていたりすることが原因であることが多いものです。

別にレベルの高い英語を話すことが本来の目的ではないので、レベルが低い英語だと言われても臆せずに、シンプルスピーキングを実行して、話す楽しみをしっかりエンジョイしていきたいと思います。

具体的には、複雑な構造の長い文は使わずに、短い3ブロックくらいの文を基準として話す感じです。

どうしても多くのことを含めて伝える必要があるときは、長い1文で表そうとはせずに、複数の短い文で伝えるようにします。

それでは短い3ブロックくらいで話すとはどんな感じになるのか、少し例題をやってみたいと思います。

例1:わたしはその店でケーキを買うつもりです。

1)素早く構文を決め「構文+主語」を言う ⇒ I am going to
2)「動詞+目的語」を言う ⇒ buy some cakes
3)場所、時、副詞等を言う ⇒ at the store.

I am going to / buy some cakes / at the store.

このような文でも、最初に「構文: am going to 」と「主語: I 」と決めて、話し始めます。

最初の「構文+主語」を話しながら、一瞬の間で次のブロックである「動詞+目的語」の表現を決めて話し、そして本当にわずかな一瞬で次の「場所」の部分をまとめながら流れるように話していきます。

 

例2:わたしは来月、アメリカに行くことを決めた。

1)「構文+主語 」 わたしは決めた ⇒ I decided to   
2)「動詞+目的語」アメリカに行くこと ⇒ go to America
3)「時」 来月 ⇒ next month.

I decided to / go to America / next month.
   ①      ②       ③

※全体の文を一気に作ってから話すのではなくて、上の①⇒②⇒③と順に作っては話す・・を繰り返します。
  ⇒こうゆうやり方で練習した方が、応用力が身に付きます。

例3:その試験に通るのは、わたしにとってやさしい。

1)構文を決め「主語」まで言う ⇒ It
2)動詞と目的語を言う ⇒ is easy
3)補足語を言う ⇒ for me
4)補足語2を言う ⇒ to pass the exam.

この文だと、
It is easy / for me / to pass the exam.
の3ブロックとして話す方が、落ち着きがいいですよね。

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