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3) イメージ・グループ暗記法
人間の記憶は複数のことを関連づけて覚えると、とても覚え易くな
ることが知られています。
そして、ひとつのことを思い出すと、同時に一緒に覚えた別のもの
も芋づる式に思い出せるようになります。
単語を覚える際も、特定のテーマに沿った内容のものを一緒に覚え
るようにすると、とても記憶の中に定着し易いものです。
「単語は仲間で、そしてストーリィで覚える」
例えば次の言葉を耳にしたときに、頭の中に思い浮かぶ単語を日本
語で上げてみてください。
海外旅行:
覚えようとする最初の単語が「海外旅行」だったらどうでしょうか!
きっと次のような言葉が思い浮かぶのではないでしょうか。
1) 海外旅行 -飛行機 -空港 -切符 -地下鉄 -ホテル -チェックイン
⇒海外旅行に行くときに移動して行く順をイメージしてみました。
飛行機に乗って、目的の空港に到着し、切符を買って地下鉄に乗
って移動し、ホテルに到着。そしてチェックイン・・という流れ。
これを英語にすると
1) travel abroad -airplane -airport -ticket -subway -hotel
-check-in
となります。
レストラン
もう一つやってみましょうか。
例えば今回は、単語だけではなく動詞も入れて関連付けしてみます。
・「レストラン」を考えてみましょう!
2) レストラン -電話をかける -予約をする -到着する -案内する
-席に座る
これを英語にしてみると、こうなります。
2) restaurant -make a phone call -make a reservation -guide
-have a seat
最初のキーワードから浮かんできた言葉は、自分の頭の中に
「仲間の言葉」としてすでにインプットされているはずのものです。
従って、すぐに連想することができてとても覚え易く、また逆に思い
出し易いはずです。
そしてさらに絵や写真、音など、視覚や聴覚などともリンクさせて覚
えると、必要とされるその瞬間にはさらに思い出し易くなります。
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「コラム」 ⇒ 第18話:忘却に勝つための単語記憶法
1) オーソドックスな方法 ⇒「メモ繰り返し確認法」
2) 強力に記憶できます ⇒「語呂合わせ記憶法」
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