トップコラム「覚える」と「身に付ける」の違い

第2話:「覚える」と「身に付ける」の違い

 英語を話せるように勉強をするとき、英文を覚えていきます。
 このときに、その一つの文をどのレベルまで勉強すれば良いのでしょ
 うか?

 英会話をする・・ということを基準にして考えるべきだと、思います。

 ・「覚える」と「身に付ける
 ・「わかる」と「使える

 この違い、わかりますよね。

 目で見て読んでわかるものが、会話のときにはすぐに言葉として出て
 くるのか・・です。

 日本では英語の勉強を中学3年、高校3年、大学4年と、計10年は
 勉強している人が多いです。最低6年はやっていると思います。

 もしここで100の重要基本文を習っているとしたら、さてその中の
 何%が「身に付いている」、あるいは「使える」のでしょうか?

 恐らく「わかる」は50%くらいはあると思いますが、
 「使える」は10%あるかないかでは・・。

 それでスピーキング力はあると言えるでしょうか。

 言えない・・ですよね。

 英会話をするためには、リスニングだけではなくスピーキングが必要
 です。日本人はこのスピーキングの経験が圧倒的に少ないのです。

 その力をつけていくためには、一つ一つの基本文を「身に付ける
 「使える」というレベルに上げていく必要があるのです。

 それでは、どうやれば良いのでしょうか?

 答えは「身に付ける」を意識した勉強と、練習をすることだと思って
 います。(続く)

 ・第1回:基本文を効率良く覚えるやり方
 ・第3回:身につかないケースと身につくケース
 ・第4話:身に付くような覚え方をするには
 ・第5話:より効果的なオンライン英会話するためのやり方
 

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